横浜市の補助金制度を利用して、耐震リフォーム
建物種別 戸建て |
施工費用 1000万円 |
工期 2ヶ月 |
築年数 40年 |
邸名/家族構成 A様邸 / |
施工先住所 横浜市港南区 |
リフォーム箇所(部位) 和室、リビング、基礎アンカーボルト、壁補強、建物角 補強、外壁サイディング、外壁 |
リフォームのポイント
基礎・外壁・屋根から、和室やリビングまで、耐震にこだわってつくっています。
お客様のご要望・目的
横浜市耐震改修促進事業制度を利用し、戸建ての全面耐震改修リフォームをしたい
リフォーム箇所
耐震診断結果に合わせ、和室の角・押し入れの内の壁を補強しました。壁内部に、筋違い(斜めの部材)を設置します。この、柱と柱の間に斜めに設置する「筋違い」は、建物への特に横からの衝撃を緩和する役目があります。よって、 建物が地震で横に揺さぶられた時に、建物のねじれを防ぐのに効果的です。
リビングの2面の壁を、L字型に補強しました。コンクリート基礎を新設し、壁の柱を増やし、筋交いも設置し、壁を強化しました。筋交いの強度を高めるため、補強金物を使って既存の柱にしっかりと取り付けます。
既存の基礎には、アンカーボルトを打ち込んで補強します。 アンカーボルトは、コンクリート基礎と建物土台との結合を高める役目があります。地震の際、建物が土台から崩壊してしまわないための、効果的な補強方法です。
壁内部の補強が終わったら、外側は構造合板を設置し、壁全体の強度を高めます。 この後、クロスを貼ってリフォーム完了です。
地震の際、特に大きな負担が掛かる建物の角。そのため、耐震補強するのに効果的なポイントです。 こちらも、まずは壁の内部に筋交いを設置します。
構造用合板の上に仕上げ用の外壁サイディング材を貼り、完成。
トタン風だった外壁を、高級感のあるグレーのサイディングに張り替えリフォームしました。デザイン性だけでなく建物全体の断熱効率も上がり、冷暖房費の節減にもつながります。 1Fの物置やその上部のバルコニーは撤去し、すっきりとモダンな外観に生まれ変わりました。